この記事の内容
GAME INFO
ページワンの目的は手札を先に0枚にすることです。大富豪のように役を作ったり、7並べのように場をつなげたりはしません。やることは「場に出ているマークに合わせて1枚出す」だけ。それだけのゲームに緊張感が生まれるのは、手札が1枚になった瞬間に「ページワン!」と宣言する義務があるからです。
配るのは1人4枚だけ。残りはすべて山札になります。手札が少ないぶん展開が速く、1ラウンドは数分で終わります。そのかわり、出せるカードが無ければ出せるまで山札から引き続けるため、マークの偏った手札を持たされると一気に手札が膨らみます。ここが最初の分かれ道です。
ページワンは全員が1枚ずつ出す「トリック」を単位に進みます。1トリックの流れはこうです。
ここが要点
トリックに勝っても得点にはなりません。ページワンで勝つのは「手札を先に0にした人」であって、トリックを多く取った人ではありません。トリックの勝利は「次に自分の好きなマークを指定できる権利」だと考えるのが正確です。
同じマークの中での強さは、次の順番です。
| 順位 | カード | 備考 |
|---|---|---|
| 最強 | ジョーカー | マークに関係なくトリックに勝つ |
| 2位 | A(エース) | Kより強い。ここを間違えやすい |
| 3位以下 | K → Q → J → 10 → … → 3 → 2 | 数字が大きいほど強い。2が最弱 |
Aが最強の数字カードである点は最初に共有しておいてください。「1だから最弱」と勘違いしたまま進むと、終盤の読みが丸ごとズレます。
手札に場のマークもジョーカーも無い場合、山札から1枚ずつ引き続けます。引いたカードが出せるマークなら、それを出してトリックに参加します。「1枚引いてパス」ではなく出せるまで引くのがページワンの特徴で、これが手札を一気に増やす最大の要因です。
よくある事故
手札が残り2枚まで来ているときに苦手なマークをリードされると、5枚6枚と引かされて振り出しに戻ることがあります。だからこそ「自分がトリックに勝って親を取り、自分の得意なマークを指定する」ことが守りになります。
ページワンでいちばん揉めるのがジョーカーです。整理すると役割は3つあります。
場のマークが手札に無くても、ジョーカーがあれば出せます。「出せるまで引く」を回避できる唯一のカードなので、ドロー地獄からの脱出券として機能します。
ジョーカーはマークも数字も無視してトリックの勝者になります。つまり親を確実に取れるということです。
自分が親のときにジョーカーをリードすると、そのトリックのマークを自分で宣言できます。手札にいちばん多く残っているマークを指定すれば、次の自分の番が格段に楽になります。②と組み合わせると「ジョーカーでトリックを取る → 次の親として好きなマークを指定」という流れも作れます。
最後の1枚には使えないことがある
「最後の1枚をジョーカーで上がるのは禁止」というルールを採用する場合があります。禁止にすると、ジョーカーを最後まで温存する戦略が封じられ、途中で使い切る判断を迫られます。当サイトのページワンでは、この「ジョーカー上がり禁止」を設定でオン・オフできます。禁止・許可のどちらでも遊べるので、いつも遊んでいるルールに合わせてください。
ゲーム名の由来であり、いちばん盛り上がるルールがこれです。
手札が残り1枚になったら「ページワン!」と宣言しなければなりません。宣言を忘れたまま次に進んでしまうと、ペナルティとして山札から5枚引かされます。あと1枚で上がれたはずが、いきなり6枚持ちに逆戻りするわけです。
なぜこのルールがあるのか
宣言があるからこそ、他のプレイヤーは「あの人はあと1枚だ」と気づいて妨害に回れます。宣言が無ければリーチに気づけません。宣言は「勝利予告」であると同時に「自分から不利を背負う行為」で、この非対称さがページワンの緊張感を作っています。
当サイトの実装では、この宣言を自動と手動から選べます。自動にすれば手札が1枚になった時点でシステムが宣言してくれるので、宣言忘れの事故は起きません。手動にすると自分でボタンを押す必要があり、忘れれば5枚ペナルティが発動します。初めての人と遊ぶときは自動、緊張感が欲しいときは手動、という使い分けができます。
1ラウンドが終わったときの得点は、残り手札の枚数で決まります。
たとえば4人で遊んで、残り手札が3枚・5枚・2枚だった場合、上がった人は +10点、他の3人はそれぞれ −3点・−5点・−2点。全員の増減を足すと必ず0になるゼロサム方式です。
POINT
上がれないと分かった局面でも、手札を1枚でも減らしておく価値があります。「どうせ負けだから」と抱え込むと失点がそのまま膨らみます。複数ラウンドの合計で競う以上、負けラウンドの失点を小さく抑えることが最終順位を左右します。
当サイトでは1ゲームのラウンド数を3・5・7・10から選べます。短く決着をつけたいなら3ラウンド、逆転を含めてじっくり遊ぶなら7か10が向いています。
ページワンは家庭やグループごとにルールが違うゲームです。「正式ルール」を1つに決めることにあまり意味はないので、遊ぶ前に次の項目だけ合わせておくことをおすすめします。実際に実装してみて、認識のズレが起きやすかったのはこの5点でした。
| 決めておく項目 | よくある選択肢 | 当サイトの実装 |
|---|---|---|
| 宣言忘れ | ペナルティ5枚 / 口頭注意のみ / そもそも宣言不要 | 5枚ペナルティ(自動宣言も選択可) |
| ジョーカー上がり | 禁止 / 許可 | 設定で切替 |
| Aの強さ | 最強 / 最弱(1として扱う) | 最強(ジョーカーの次) |
| 出せないとき | 出せるまで引く / 1枚引いて終了 | 出せるまで引く |
| 配る枚数 | 4枚 / 5枚 / 7枚 | 4枚 |
とくに「出せないとき1枚だけ引いて終わりか、出せるまで引き続けるか」は体感の難易度が大きく変わる項目です。1枚だけなら手札は増えにくく淡々と進みますが、出せるまで引くルールだと事故が起きやすく、そのぶん盛り上がります。
ページワンは「UNOに似ている」と説明されることが多く、実際に共通点があります。ただし決定的に違う点もあるので整理しておきます。
| ページワン | UNO | 大富豪 | |
|---|---|---|---|
| 目的 | 手札を0にする | 手札を0にする | 手札を0にする |
| 出し方 | 全員1枚ずつ出して勝敗を決める(トリック制) | 1人ずつ順に出す | 同じ枚数で強さを競う |
| 残り1枚 | 「ページワン!」宣言 | 「UNO!」宣言 | 宣言なし |
| 特殊カード | ジョーカー1枚のみ | 多数(ドロー2・スキップ等) | ローカルルール次第 |
いちばんの違いはトリック制であることです。UNOは自分の番に1枚出して次へ回りますが、ページワンは全員が1枚ずつ出してから勝敗を判定し、勝者が次のマークを決めます。この「全員が付き合わされる」構造があるので、自分が強いマークを持っているうちに親を取りにいく、という駆け引きが生まれます。
大富豪と比べると、覚えることは圧倒的に少なく、大富豪のローカルルール21種のような複雑さはありません。ルール説明が1分で終わるので、その場で人を誘って始めやすいのがページワンの強みです。
ページワンを無料でプレイする 登録不要・CPU対戦あり・スマホ対応3〜4人が基本です。2人だと「全員が1枚ずつ出す」というトリックの駆け引きがほとんど成立しません。当サイトのページワンはCPUが入るので、1人でも3〜4人の形で遊べます。
当サイトでは1枚です。2枚にすると「ドロー地獄からの脱出券」が増えるぶん事故が減り、展開が穏やかになります。何枚にするかは最初に決めておいてください。
5枚がよく使われる枚数ですが、これも取り決め次第です。当サイトでは5枚を採用しつつ、そもそも宣言忘れが起きない自動宣言モードも用意しています。
「ジョーカー上がり禁止」を採用している場合、その1枚では上がれません。他のプレイヤーの番が回るのを待ち、別のカードを引いてから上がることになります。禁止ルールを使うなら、ジョーカーは中盤までに使い切るのが基本方針になります。
勝てません。トリックの勝利は得点ではなく、次のマークを指定する権利です。強いカードを抱え込んでトリックを取り続けても、手札が減らなければ上がれません。実際の立ち回りはページワン攻略ガイドで詳しく扱っています。